無職が水族館のはたらきものワークショップに参加した

先日すみだ水族館のはたらきものワークショップに参加してきました。

開催日は勤労感謝の日とその翌日。現在無職、勤労すらしていない筆者は何のために生きているのだろうとか、自分は何の役に立つのか考え始めました。

そのうち魚たちは海の中でどのようなお勤めをしているのか気になり参加した次第です。


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参加すると腕輪がもらえる。

今回のテーマははたらきもの。華やかや可愛らしい生き物より、それを支えている生き物に注目したワークショップとなっております。

通常、水槽の清掃は飼育員さんが行いますが、どうしても手の届かないところ(砂、岩の苔、魚についた虫など)があるそうです。そういった掃除できない場所を清掃する生き物たちが今回の主役です。

ワークショップはもう終了しましたが、もし、すみだ水族館を訪れる際は脇役に注目して鑑賞するのも面白いかもしれません。

それでは脇役のご紹介です。

 

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チンアナゴではなく、脇役の貝などにフォーカスを当てたワークショップ

目次

 

 

動かないようで実は働いているなまこ


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まずはこちら。黒くて得体のしれない生き物、クロナマコです。


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先っぽに触手みたいな口がついています。そこから砂をまるごと食べて、汚れを自分の養分にしてきれいにした砂を排出するそうです。

不動明王のように動きませんが、口の方を見ていると忙しく動いています。

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実はナマコにも種類があって写真はエクレアナマコです。エクレアっぽいからエクレアナマコ。

よく見ると後ほど紹介する貝に掃除してもらっています。

 

砂をまるごと食べるアカハチハゼ


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続いてハゼの一種のアカハチハゼ。口元が黄色いのが目印。


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この魚の最大の特徴は、砂を食べ、エラの近くから砂を吐き出します。

なまこと違って常に動いているので凸凹になる砂が平らになるそうです。

魚なのに砂を食べるという行為には度肝を抜かれました。

自然の進化はすごいですね。。。

 

 

石じゃないよマガキガイだよ
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続いてチンアナゴ

 

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の足元にいる石、ではなくマガキガイです。

砂に生えている苔を食べたり、魚たちが食べなかった地面に落ちている餌を代わりに食べるそうです。

よく観察すると目や口がついています。


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実は砂の上に描かれている模様は、貝が動いた跡になります。

先程のハゼと同様、動くことで地面が平らになるそうです。


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運がいいと、地面の中に埋まって目と口だけだして食事をしている貝も見れます。

この貝はチンアナゴと同じ水槽にいます。チンアナゴも地面に体を埋めているので真似をしているのでしょうか。

 

 

薬がいらなくなるソメワケベラ
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続いてソメワケベラの一種。

魚についている虫を食べるを食べるお魚です、青くて小さいのが目印。


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このように魚にべったりくっつきながら魚についている虫を食べます。

お互いの呼吸が合わないと食べてくれないそうです。

食べてもらいたい魚が多いらしく、一箇所に固まるようになったとか。

 

ちなみにこの子を入れる前は虫が発生しないよう薬を入れていたのですが、一匹だけ入れてから薬が要らなくなったそうです。まるでお医者さんですね。

 

 

照明によって生える苔を掃除する生き物たち

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すみだ水族館には照明が強い水槽が多く、それによって苔が大量発生するそうです。

次に紹介するのはその苔を食べてくれる生き物です。

まずは写真のえび。近くでよくみるとハサミで苔を切り取って食べています。

とても器用に食べるので癒やされます。

たまに子持ちのエビもいます。卵を抱えながら苔も食べてライフワークバランスですね。


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次にオトシンクルス。呪文を唱えたら召喚されそうです。口が吸盤のようになっていて、苔を食べます。


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こんな感じで森にいる木こりのようにせっせと苔を食べています。

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次にサイアミーズフライングフォックス、何かのゲームで出てきそう名前です。

オトシンクルスと比べると大きく、また噛む力が強いので岩の苔を主に食べます。

 

とだいたい30分ぐらいでワークショップが終わりました。目からウロコな話が多く、非常に有意義な時間が過ごせました。

もし訪れる機会があれば、脇役にも注目してください。